2021年1月20日、東京都立大学の3年生12人に向けて、ミライトークを開催しました。
(中学生・高校生向けに活動していますが、今回は東京都立大学より直接ご相談をいただき、開催に至りました)
東京都立大学で人類社会学を学んでいる学生に、社会人2名がオンラインで仕事選びやその理由、やりがいについて話をしました。
今回は以下のような目的で授業を企画・運営しました。
『裁量のある仕事を知り、仕事の具体的イメージを膨らませる』
『就活の視野を広げ、主体的に就活に取り組めるようになる』
授業形式はオンラインで以下のようなプログラムで行いました。
13:00~13:05(5分) 学生からの自己紹介と就職に関して不安なこと
13:05~13:25(20分) 社会人1人目の講話
13:25~13:45(20分) 社会人2人目の講話
13:45~14:05(20分) グループトーク
14:05~14:25(18分) グループトーク
14:25~14:30(5分) まとめ
人事職と経営者の2名より、大学生から社会人になってどのように仕事に対するモチベーションが変化したか、どういった働き方をしたいと思って仕事を選んだか、どのような仕事に就いているかについて話をしました。
その後のグループトークでは、企業への就職や起業に至った過程について、どのように挫折を乗り越えるか、人事は面接でどのような事に着目しているか等、具体的な質問が飛び交いました。
最後のまとめでは、
・仕事は「どう働きたいか」という観点で選んでもいいのだと感じた
・まだまだ自分の知らない仕事があると感じたので更に視野を広げたい
・就職活動の参考になる話を聞いて明日から頑張りたいと思った
等、ポジティブな感想を頂きました。
今回の講演で様々な仕事の選び方・考え方に触れ、生徒の皆さんが自分らしい人生選択ができることを願っています!ありがとうございました!
最後に、参加した学生からのアンケートをご紹介します。
”キャリアの道筋はもちろん、思考方法が興味深かったです。私は、失敗を過度に恐れて、自分のやったことのないことをやることにものすごく抵抗を感じてしまいます。行動力の源・失敗や後悔の捉え方の話を聞いて、行動できないことを自分の性格のせいにするのではなくて、自分の思考方法を少し変えるだけで、行動できるようになるかもしれないと思いました。”
”人前で話すことについてお話される中で「言わない後悔よりも言った後悔のほうが、結局は相手に自分の考えを伝えられている」というようなことをおっしゃっていたのが一番印象に残りました。面接を意識して発言された内容だったと思うのですが、これは実生活でも転用できる考え方だと思いました。私は日頃から話す前に相手が言葉をどう受け止めるか想像しすぎる傾向があり、話しすぎてしまって後悔するよりも、言わなかった後悔をすることが多いです。なので相手のことを考えて発言することはこれからも大切にしつつ、自分が伝えたいと本能的に感じたことはもっと伝えられるようになりたいと、今日改めて思いました。”
”人事の方と少ない人数の中でお話しできることはとても貴重な機会であり、質問に丁寧に答えていただけたのでとても助かりました。”